転職したので就労資格証明書がほしい

 転職をした場合には就労資格証明書を取得しておくと安心です


就労資格証明書は、任意ですが外国人が転職した場合に取得しておいた方が安心な書類です。

なぜならば、転職する前の職種と、転職した後の職種が同じであれば現在の就労ビザのまま働くことができますが、次回の更新時に必ずしも許可をもらえるかどうか分からないからです。

よって、もし転職時に在留期間が十分に残っているようであれば、転職した際に、入国管理局に新しい転職先の資料を提出したうえで、この就労資格証明書交付申請をしておきましょう。

そうすれば、入国管理局の方で転職先での新たな業務や会社の安定性などが入管法上問題のないものであるかを審査してくれます。

もし認められ、無事に就労資格証明書が交付されれば、安心して転職でき、更新時になって申請準備のためにあわてたり、結果に不安になったりすることはありません。

 

 

611a2410258f334a9b83e8698cf76cc0_s

 

ただし、更新時期が近いのであれば、そのまま更新申請をしましょう。この更新の時、転職先の業務や会社の安定性などをしっかりと立証した資料を用意して申請する必要がありますので、単純な更新申請では不許可になってしまいます。転職で不許可になるケースが非常に多いので、注意が必要です。

また、会社側にとっても、新しく外国人を採用する場合に、雇用しようとしている外国人が適法に働ける人なのかどうか把握しておかないと、場合によっては刑事責任を問われるおそれもあります。

そこで、このような場合に、外国人がどのような仕事を行えるかを入国管理局が証明する就労資格証明書を本人に取得してもらって、適法に就労できるかどうかの確認をすることができます。

無料相談受付中